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2024年4月1日より貸切バスの新制度が施行されます。
具体的な制度を下記に記します。※国土交通省 ホームページより一部抜粋
(1) 輸送の安全に係る署名及び記録の保存期間の延長等
運送引受書、手数料等の額を記載した書類、点呼の記録、業務記録及び運行指示書に
ついて1年間の保存義務があるところ当該保存期間を3年間に延長します。
また、点呼の記録については電磁的記録として保存することを義務付けます。
(2) 録音及び録画による点呼記録の保存義務付け
点呼を行った際の状況を録音及び録画(電話点呼については録音のみ)して、その電磁的
記録を90日間保存することを義務付けます。
(3) アルコール検知器使用時の写真撮影の義務付け
アルコール検知器を用いて運転者の酒気帯びの有無について確認を行う際に、(2)により
録画をしている場合を除き、当該呼気の検査を行っている状況の写真を撮影して、その
電磁的記録を90日間保存することを義務付けます。
(4) ディジタル式運行記録計の使用の義務付け
事業に使用する自動車の運行距離等を運行記録計により記録し、当該記録を保存しなけ
ればならないところですが、本記録をディジタル式運行記録計により行い、電磁的記録
として3年間保存することを義務付けます。
要点をまとめると次の通りです。
<点呼記録>
デジタル保存期間 3年/動画データ 90日間保存
<運行記録> ※既存車両は令和7年4月1日より
デジタコによる運行記録/保存期間 3年
新制度の要件を満たす対策おすすめツールをご紹介します。
・点呼システム:「IT点呼キーパー」+「アルコール検知器」
・録画カメラ:「Safie One 」(セーフィー ワン)
・デジタルタコグラフ:「YDXシリーズ」
「IT点呼キーパー」はテレニシ㈱が提供する点呼システムのクラウドサービスです。
導入コストが他社のサービスと比べ安く、操作が簡単なのも大きな特長です。
基本プラン:初期費用 100,000円(税抜) 月額費用 10,000(税抜)/拠点
また、想定される様々な点呼に対応しています。
運用に必要な構成は次の5点です。
1.パソコン
お客様でお使いのパソコンで推奨環境を満たしていれば使用できます。
<PC推奨環境>
OS:Windows10/11 CPU:Intel Corei3 2.1GHz以上
メモリ:2GB以上 HDD:空き容量10GB以上
解像度:1280×1024 ブラウザ:Google Chrome必須
2.インターネット環境
3.アルコール検知器
下図のアルコール検知器と連携できます
4.Webカメラ
測定者の画像記録及び遠隔地との点呼における映像用として使用します。
ノートPCであれば標準されている機種もあります。
5.免許証リーダー
測定者の識別及び免許証の有効期限を確認するために使用します。
Webカメラと免許証リーダーで価格は1万円ほどで購入できます。
「Safie One」はセーフィー㈱が提供するサービスです。
サービスは次の特長があります。
※本サービスは弊社では取扱いしておりません。
デジタルタコグラフ「YDXシリーズ」は矢崎エナジーシステム製のデジタコです。
機種は大きく3種類あります。
運用面では「カード式」及び「通信式」の2種類あり、YDX-7はカード式・通信式の
どちらか選択ができます。
また、運行記録以外に車両の位置をリアルタイムで把握する「動態管理」や「ドライブレコーダー機能」が追加できる機種など運用の目的に応じた構築が可能です。
下表に機種別の比較表をご紹介します。
弊社がご提案する「安全性向上に向けた対策のための制度改正」の対策ツールは
いかがでしたでしょうか。
現在のリソースを活用しつつ、費用を抑えた対策ツールとなっています。
操作も簡単ですので運用の切り替えもスムーズに進めることができます。
これからご検討のお客様、今までのシステムを見直されるお客様、
今回ご紹介した対策ツールにご興味がございましたら
是非弊社からご提案させてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。